ホットリーディング・コールドリーディングはマジシャンやニセモノ占い師がよく使う心理テクニックです。
あなたがこれから占い師に鑑定してもらう場合、この心理テクニックの内容を知っておけばニセモノ占い師にだまされづらくなるので、覚えておきましょう。
この記事を書いてる人
「JAROGA」です。フリーWEBマーケティング、WEBライターなどをしています。過去に占いジプシーで数百万も散財した苦い経験から当たる占い師はどうすればわかるのか?日々研究。
(いまでも年間数十万は使ってます)
占い情報サイトでホメちぎっているような占い師でも、ウラスピなどの口コミは、、、ということでわたしの主観は一切ナシの口コミ情報だけを忖度なしでお伝えしています。
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ホットリーディング・コールドリーディングとは?
ホットリーディングとは?
年齢、性別、表情、姿、服や身に着けているアクセサリーなどのセンス、行動などの見た目から分析して話しを進めることで、まるで相手を霊視したかのように信じ込ませる手法。
会話をする前からズバズバ言い当てられると相手の能力を信じそうにもなりますが、たとえば以前は指輪をしていた跡やネイルのおしゃれ度合い、服装の気の使い方などで、恋愛関係で現在上手くいかないで悩んでいると考えることができるのです。
このようにホットリーディングを使う占い師は自分の立場を有利にし、自分のペースに巻き込むことで占いを進めます。
コールドリーディングとは?
まるで相手の心を読めるかのように見せる話術のことで、ニセモノ占い師が相談者の心を動かす目的で利用していることが多い質問テクニックです。
ホットリーディングは見た目などの「事前情報から推測する手法」で、コールドリーディングは「準備なしに相手の心を読む手法」なので、あたかも心を読む力があるかのように思えます。
たとえば、
「あなたは幼少のころ何かペットを飼っていましたが、それが死んで悲しい思いをしたことがありませんか?」
という占い師の質問があったとします。
これを(当たってるこの占い師スゴイ)と思うか、(そんなこと誰にでも当てはまることでしょ?)と気づけるかどうか。
「それが死んで悲しい思いをしたことがありませんか?」とあいまいな質問をすることで、どう返事が返ってきてもそれにまた即座に対応することができます。
相談者「ペットは全く飼ったことがない」
⇒ああそうですか。ではこれまでペットが死んで悲しい思いをしたことがないのですね。そんなあなたは○○の傾向にあります。
相談者「10年飼ってたワンちゃんが死んで、数年ペットロスで苦しんだ」
⇒やはりそうでしたか。でも安心してください。そのワンちゃんはずっとあなたのことを見守ってくれていますよ。(相談者号泣みたいな、、、)
回答によってはどうにでも話を誘導できてしまいます。
ニセモノ占い師はあいまいな質問に対する回答に応じて話を誘導し、相手を信じ込ますのです。
電話占いなら少なくとも見た目や行動などでリーディングすることは困難。
占い掲示板のウラスピの口コミでは、ときどき「あの占い師はコールドだった」という話題が出てきますが、「ホットだった」という話題はこれまで見たことがないので、仮にニセモノ占い師がいたとしても電話占いでホットリーディングをするのは難しいと考えられますね。
だから対面占いよりも逆に電話占いの方がニセモノ占い師に出会う確率は少ないと思われます。(でも気を付けないとときどきコールドリーディングをする占い師は存在するようです)
ニセモノ占い師が使う手法ホット・コールドリーディングの見破り方【まとめ】
ホットリーディングとコールドリーディングは、ニセモノ占い師がよく使う心理テクニックです。電話占いではホットリーディング(見た目からの推測)は難しいものの、コールドリーディング(あいまいな質問で誘導)は依然として使われることがあります。
以下は、これらの手法を見破るための7つのポイントです:
- 曖昧で広範囲な質問に注意する(「何か辛い経験をしたことがありませんか?」など)
- 二択や多択の質問で誘導されていないか確認する(どちらに答えても当てはまるよう設計された質問)
- あなたの反応を見て話を軌道修正していないか観察する(返答に応じて話を変える)
- 具体的な固有名詞や日時を言わずに一般化していないか注意する
- 感情的な反応を利用していないか気をつける(涙や驚きの反応を見て話を展開する)
- 過去の会話内容から拾った情報を「霊視」と称していないか確認する
- 「多くの人に当てはまる」一般的な心理状態を特別な洞察として提示していないか見極める
電話占いは対面占いよりもニセモノ占い師に出会う確率は低いですが、これらのポイントを意識することで、より信頼できる占い師を見極めることができるでしょう。